タイムズカーシェアの学生プランはお得なの?他社カーシェアと比較して分かったメリット・デメリット

学生は免許が取れたらとりあえずタイムズのカーシェアサービス「タイムズカーシェア」に申し込んどけ!
僕自身、免許を取得しすぐに学生プランでタイムズカーシェアに申し込んで、2年近くが経過しました。
2年利用してみて、これは学生が絶対に利用するべきマストサービスであると確信しました。大げさじゃありませんよ。
なぜそのように感じたのか、この記事では学生の方を対象にタイムズカーシェアの基本的なサービス内容や、他のカーシェアサービスとの比較などを通してタイムズカーシェアの魅力を解説していきます。
タイムズカーシェアは学生プランなら申し込みから4年間基本料金が無料!
まずはタイムズカーシェアの料金体系についてざっくり解説していきたいと思います。
タイムズカーシェアの利用にかかるお金は、初期費用 + 月額基本料金 + 利用料金 + 追加の補償料金(任意) の4種類になります。
月額基本料金はどのプランでも実質0円だけど…
タイムズカーシェアには入会できるプランが4つ存在します。
初期費用は法人プランを除いて一律1550円ですから、学生プランと個人・家族プランの間に差はありません。
差が出るのは月額基本料金です。
月額基本料金は個人・家族プランだと1030円、学生プランだと0円となっています。
個人・家族プランでも月額料金の1030円分をそのまま無料利用料として使うことが出来ますが、1030円分をその月中に利用しないとその分損をすることになってしまいます。
一方学生プランはその月の利用が0回でも月額基本料金を支払う必要はありません。
そして注目すべきは学生プランの欄の「入会月から4年間の月額基本料金が無料となります。」という文言。
4年制の大学ではなく、2年制の短期大学や専門学校などに通っていても入会から4年間は学生プランで利用することが可能です。
また、あと少しで社会人になるという人はとりあえず入会しておけば、今後4年間は学生プランとして月額料金なしで好きな時にタイムズカーシェアを利用することが出来るということになります。
社会人になってすぐにはマイカーが手に入らないけど車には乗りたい…という方は、ぜひこの機会に入会しておくことをオススメします。
ちなみに、関東近郊・大阪に住んでいる人は「カレコカーシェア」も同時に申し込んでおきましょう!
タイムズカーシェアよりも最低料金が安く、学生なら4年間は年会費無料で使うことが可能です!
「ショート」利用と「パック」利用を使い分けてお得に!
利用料金に関しては、15分毎に加算される「ショート」利用と、長時間借りる人のための「パック」利用の2種類を個別に利用、あるいは併用することが出来ます。
パック料金(6時間パックを除く)に適応される「距離料金」とは、パック料金とは別に掛かる走行距離に応じた料金のことです。
例えば友達4人で東京から御殿場アウトレットにショッピングに行こう!!という場合。
東京から静岡県の御殿場までだいたい100キロくらいなので、往復で16円×200キロ=3200円がパック料金とは別に加算される仕組みです。
4人で割れば1人当たり800円くらいになります。
ただ、経験的に日中のドライブ程度であれば「6時間パック」と「ショート」利用を組み合わせれば充分に時間は足りると思います。
その場合距離料金の対象外となりますから、発生する料金を抑えることが出来ます。
タイムズカーシェアは学生のちょっとしたドライブ旅行に最適!
先ほどから述べていますが、タイムズカーシェアは学生のドライブ旅行に最適だと使うたびに感じさせられます。
僕自身が実際に「タイムズカーシェアでよかった!」と感じたケースを紹介します。
日帰りドライブならひとり1000円!?
例えば、ちょっと遠くにおいしいご飯を食べに行きたい!というプチドライブ旅行を考えてみましょう。
利用時間はゆったり8時間くらい!といった場合でも、
4020円(6時間パック)+1648円(15分×8)=5668円
5人で割ればひとり1134円!
8時間もあればかなり余裕をもっていろんなところに行けますから、それでこの値段というのはかなりお得だというのが分かるかと思います。
日帰りスノボ・スキー旅行にも最適!
また、学生が行きがちな日帰りスキー・スノボ、これもタイムズカーシェアが便利なんです。
通常、レンタカーを借りる場合は店舗の営業時間内でないと借りたり返したりすることはできません。
朝早くから出発して一日中スキー・スノボを楽しみたい!という人には少しばかり残念な点となってしまいます。
しかしタイムズカーシェアなら24時間、車両の空きさえあれば借りたり返したりできます。
利用者によって非常に柔軟な使い方が出来るというのがタイムズカーシェアの特徴なんです。
旅行先でもタイムズカーシェアが使える
カーシェアサービスの強みともいえるのが一度会員になってしまえば全てのステーションでレンタルが利用できるという点です。
こうした強みを発揮できるのが旅行先での利用です。
通常のレンタカーであれば、旅行する前から車の予約をして旅行先でも手続きと説明を受けて…なんて面倒な手順を踏むわけですが、カーシェアなら全国どこでも同じ方法で簡単に借りることが出来ますから非常に便利です。
後述しますが、タイムズカーシェアは他のカーシェアに比べて圧倒的にステーションの数が多いので、旅行先を選ばずどこでも利用することが出来ます。
オススメは深夜ドライブ!
24時間利用できるがゆえに、実現できるのが深夜ドライブです。
友達と心霊スポットで肝試しに行ったり、恋人と工場夜景を観に行ったり、時間がある学生ならではの遊びですよね。
先ほどの画像を見て気付いた方もいるかもしれませんが、タイムズカーシェアには深夜限定の格安パックが用意されています。
↑深夜限定のパック料金。距離料金16円/km は別途発生する。
全て破格の値段ですが、特にダブルナイトパックすごくないですか?最大15時間で2580円ですよ??
こんなに安く深夜に車を借りられるところはありませんから、使わない手はありません!
びっくりするくらい簡単に車が借りられる!
タイムズカーシェアの魅力の一つとして絶対に外せないのが、ビックリするくらい簡単に車が借りられてしまうということです。
通常レンタカーを借りるとなると、予約をしてレンタカーの店舗に出向いて、書類を書かされて車の説明を受けて…
といった感じで非常に面倒な手続きをしなければなりません。
しかしタイムズカーシェアの場合、あらかじめカードの発行をしていますから、それらの面倒な手続きを毎回しなくても車を借りることが出来ます。
詳しく知りたい方は車を借りる手順について、実際に僕自身が借りながら説明していますのでこちらの記事をご覧ください。
タイムズカーシェアと他のカーシェアの比較
タイムズ以外にも存在するカーシェアサービス。
様々なカーシェアサービスが生まれてきている中で、自分に合ったサービスを見つけて利用したいところです。
大手3社(タイムズ、オリックス、カレコ)のカーシェアサービスの比較表を見てみましょう。
タイムズ![]() ![]() |
オリックス![]() ![]() |
カレコ![]() ![]() |
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初期費用 | 880円 | 1050円 | 1020円 |
利用料金(最小単位) | 220円/15分 | 210円/15分 | 140円/10分 |
ステーション数 | 全国10000ヶ所以上 | 1500ヶ所以上 | 2000ヶ所以上 |
ユーザー数 | 100万以上 | 20万以上 | 7万以上 |
補償(保険制度) | 利用料金に含まれる | 利用料金に含まれる | 利用料金に含まれる |
学生プランの有無 | あり | あり | なし |
利用料金
やはり気になるのはその費用ですよね。
上の表を見る限り、どこもそこまで大きな差があるとはいえないことに気が付きますね。
しいて言えばカレコが全体的に若干安いイメージでしょうか。
ここで注目してもらいたいのが先ほども紹介したタイムズのナイトパックです。
やっぱりこれめちゃくちゃ良くないですか?(笑)
みんなでワイワイ深夜ドライブ、ダブルナイトパックなら15時間も借りてもパック料金はたったの2580円なんです。
価格設定ミスったんじゃないか?っていうレベルの安さです。
ステーション・ユーザーの数
これまでタイムズカーシェアのたくさんの魅力を伝えてきましたが、個人的にタイムズカーシェアの一番の魅力はステーションの多さだと思います。
そもそもサービスを利用しようにも近くにステーションがなければどうしようにもないですから、ステーションの数は利便性を大きく左右するともいえるでしょう。
以下の画像を見てみてください。
↑カレコのステーション。東京、大阪の大都市圏に集中しているのがわかる
一方、こちらはタイムズカーシェアのステーションです。
↑左下の表記に注目して地図を見てみると、北海道の東部以外には全国的にステーションがあることがわかる
ご覧の通りタイムズカーシェアは全国各地に数多くのステーションがありますから、自分の生活圏内だけでなく旅行先などでもカーシェアを利用できるのが大きな魅力です。
ご自分の生活圏内にステーションがあるのか気になった方はこちらから確認できます。
補償制度(自動車保険)
タイムズカーシェアには通常のレンタカー同様、自動車保険による補償制度が設けられています。
表記の通り、対人・対物・車両補償などの基本的な補償は基本料金に含まれています。
また、毎回の利用時に309円で補償制度を追加することもできるので安心です。
タイムズカーシェア(学生プラン)申し込み方法・流れ
ここまでタイムズカーシェアの魅力を解説してきて今すぐ入会したい!という方は具体的にどのような手順をとって入会すればよいのでしょうか。
タイムズカーシェアへの入会方法(=会員カード受け取り方法)は4つあります。
※法人プランは除く
- クイック入会(ネット申し込み→店舗受け取り)
- インターネット入会(インターネット申し込み→自宅まで郵送)
- カーシェア説明会(説明を受けに行く→その場でカード受け取り)
- 無人入会機(無人機で情報入力→その場でカード受け取り)
*学生・家族・法人プランは利用不可
それぞれ簡単にご紹介します。
クイック入会
クイック入会はその名の通り非常にスピーディーにカードを作ることが出来ます。
ウェブ上で入会に必要な情報をあらかじめ入力し、自分の指定した店舗にてカードを受け取りに行くという方法になります。
店舗にカードを受け取りに行かなければならないので、近くに受け取り可能な店舗があるのかを事前に調べておく必要があります。
カードを受け取りに行く手間はかかりますが、即日入会やカード発行手数料が無料になるという点は嬉しいです。
インターネットで申し込む
インターネット入会では入会手続きのすべてをウェブ上で完結できる入会方法です。
ウェブ上で申し込みをすればあとはカードが送られてくるのを待つだけですから、非常に楽な方法になります。
しかし手軽な反面、カードの発行手数料として1550円の支払いが発生してしまうので注意が必要です。
カーシェア説明会で申し込む
全国で行われているタイムズカーシェアの説明会で実際に説明を受けたり、相談しながら入会する方法です。
わざわざ説明会会場へ出向かなくてはなりませんが、タイムズの担当者の方と実際に話しながら入会できるので、カーシェアリングサービスについて不安・疑問がある方にはおすすめの方法です。
無人入会機で申し込む
大きなタイムズのパーキングや駅などに設置されている無人入会機で入会する方法です。
その場で入会することもできますし(最短10分)、あらかじめウェブ上で情報を入力しておくことで最短3分で入会することもできます。
ただし注意点として、個人プランにのみ対応しており学生プラン・家族プランはこの方法では申し込むことが出来ません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は学生さん向けにタイムズカーシェアの魅力について解説してきました。
もう一度タイムズカーシェアの魅力をまとめてみます。
●学生プランなら月額料金が4年間無料
●利用料金が安い(深夜プランは特にあり得ないくらい)
●全国にステーションがあり旅行先でも使える
まだ入会していない学生の皆さんはぜひタイムズカーシェアへ入会して、家族・友達・恋人と気軽にドライブを楽しんでみてくださいね!